山裾に、夫婦の巨岩が立っていた。
文化財の宝庫と呼ばれるまちで。 和歌山県は記紀に登場する場所が多くある、歴史のまちだ。なかでも万葉の時代から都人が訪れた和歌浦を有する和歌山市、熊野古道の王子が市内に9つもある海南市は、複数の時代が交差する […]
お不動さんに惹かれ、滝風に吹かれ。
ここにもあそこにも、不動明王。 篠栗四国八十八ヶ所霊場へ向かったのはほんの半年前のこと。いくつかの札所寺院を訪ね歩いた。その時に気づいたのは、篠栗の霊場には、とにかく「お不動さん」が多い、ということ。 不動 […]
サウナに入りに、お寺へ行く。
ブームが寺にも来た、ということではない。 昨今のブームで、サウナの利用人口は恐らく飛躍的に伸びている。全国各地にサウナ施設が誕生しており、容易に持ち運べるテントサウナも人気だ。 「寺サウナ」というフレーズで […]
顔で怒って、心で泣いて。
篠栗四国八十八ヶ所霊場の道を歩く、最後。 振り返ってみると、篠栗町の札所では、さまざまな顔付き、出で立ちの不動明王に会った。 不動明王は、大日如来が成り代わった姿とされる。ゆえに真言密教寺院には、不動明王像が多い。怒りを […]
神秘、篠栗四国八十八ヶ所霊場<4>会いにいく道
お大師さまに会いに。 篠栗四国八十八ヶ所霊場のある篠栗町へと入り、どこへ向かって歩こうかと考え、 進路を弘法大師が修行したと伝わる滝のある、若杉山方面へ取った。 市街地を抜け、少しずつ道は上りへ。途中途中に […]
神秘、篠栗四国八十八ヶ所霊場<3>森がつながっていた
どこへ向かっても、森がある。 さて。 地図を片手に遍路道へ入る。篠栗四国八十八ヶ所霊場はざっくり3つのエリアに別れていると前の記事で書いたが、1番札所南蔵院、呑山、若杉山、どの方向へ向かっても、必ず森へ入る […]
神秘、篠栗四国八十八ヶ所霊場<2>札所は不思議だ
札所が動くなんて? 篠栗四国八十八ヶ所霊場の歴史を調べてみると、誕生した安政2年(1855)当時は、ほとんどの札所は一般農家の人々によって守られていた。篠栗に息づく弘法大師のご利益を信仰する心の強さから、札所を引き受け、 […]