石橋が生き続ける熊本県・緑川流域、八勢川の下鶴橋。
石工の遊び心に、思わずニヤリ。 熊本県は、石橋の多いところである。いわゆる石造の眼鏡橋は県内に約320基あるといわれ、そのいくつかは、「肥後の石工」と呼ばれた種山石工という、匠集団が手がけたものだ。 そのひ […]
旗本、怪談、文人。散歩後に調べたくなる番町文人通り。
四ツ谷駅下車、あまりに静かな一帯に入った。 皇居の吹上大宮御所西側にある半蔵門は、徳川家康の江戸城入城時、護りが弱いとされて服部半蔵正成に警護を任せたことから名がついたと言われる(通説)。ここを起点に甲州街 […]
賑わいは氷然と溶けた。歴史を思い歩く鹿児島・天文館。
薩摩藩の近代化の影に、重豪あり。 大河ドラマでは2025年6月現在、島津 重豪(しげひで)が注目されている。 鹿児島・島津氏の25代当主であり、薩摩藩第8代藩主の重豪は、自身でも「蘭癖大名(らんぺきだいみょ […]
静かに、静かに小さく生き続ける、紀州湯浅のまち。
江戸期の街並みに、新たな名物を見る。 和歌山県の湯浅醤油は、醤油発祥のまち。 『「最初の一滴」醤油醸造の発祥の地』として、文化庁の日本遺産に登録されている。 JR湯浅駅から北西方面に10分ほどだろうか、 静 […]
足を浸ければ笑顔がこぼれる。南阿蘇の湧水群。
かつては小学校のプールでも使った、生活の水。 世界有数の規模を誇る阿蘇のカルデラで知られる、熊本県北東部の阿蘇五岳。 外輪山と呼ばれる、かつての阿蘇山の裾であるカルデラ縁の内側には3つの市町村があり、 それ […]
多摩川近く。豊かな自然環境が映画を呼び寄せた、調布へ。
“土地”が“まち”へと変わっていく中で 大正2年(1913)に笹塚―調布間が開通した京王電気軌道(現在の京王線)は、大正4年(1915)に調布―新宿間も開通。東京都郊外で自然豊かな場所だった調布市は、この頃 […]
谷あい、旧宿場町に新たな賑わいを感じた若狭・熊川宿
御食国から、鯖がつないだ海と都 若狭湾に面した福井県小浜は、日本海側では珍しい大規模なリアス式海岸を有し、若狭ぐじ、日本一寒い場所で育つ若狭ふぐ、夏に旬を迎える岩牡蠣、鰈に鯖と、豊富な海産物を産出する地域。 […]
1000年の物語が詰まる街道。鈴鹿峠
箱根と並ぶ東海道の難所へ 三重県まで鰻を食べに行こうか。 ふと思い立って車を走らせる。 三重県、特に津市周辺は海と川が近く、河口でシラスウナギがよく獲れたようだ。江戸時代には食べられていたようで、昭和前期に […]