暮らしのための2.7キロ。紀州鉄道 スロウでのどかな、市民の足。 始発駅から終点までの距離2.7キロ、所要時間はわずか8分。 紀州鉄道は、単独路線としては日本で市番短い鉄道。住宅の間を建物スレスレに毎日走る。時速は20キロほど。ローカルであり […] 2023.10.3
江戸と明治をまたいだ、本州最南端のシンボル。潮岬灯台。 実は正式点灯の3年前に、一度輝いていた。 本州最南端の地として知られる、和歌山県串本町の潮岬。ここには、明治6年(1873)から正式点灯を開始した潮岬灯台がある。建設当初は木造八角形で、パンフレットによると […] 2023.6.30
山奥の天神社、人々が守り続ける神様と老婆の心。 みかんの里の山深く、さらさらと落ちる滝の袂に、小さな祠 みかんの産地で知られる和歌山県有田川町。町を東西に流れる有田川から北へ延びる県道159号線(海南吉備線)は、記紀に日本における柑橘の発祥の地と記される […] 2023.5.2
おかわり必至。多田屋のどて串。 ターミナル駅の近く、楽園の酒場。 和歌山市内で酒場を探そうと思うと、アロチやぶらくり丁を思い浮かべるが、楽園は、JR和歌山駅を下りて徒歩3分ほどのところにあった。 多田屋という。 右隣に酒販店「多田酒店」が […] 2022.8.19
山裾に、夫婦の巨岩が立っていた。 文化財の宝庫と呼ばれるまちで。 和歌山県は記紀に登場する場所が多くある、歴史のまちだ。なかでも万葉の時代から都人が訪れた和歌浦を有する和歌山市、熊野古道の王子が市内に9つもある海南市は、複数の時代が交差する […] 2022.6.28
霊菓を祖に持つ下津のみかん。 代々、橙、不老不死。 新年を迎えるにあたり、鏡餅を飾る。近年は機械づきの餅と樹脂製のみかんをセットにした小さなものがスーパーなどで売られ、マンションではその方が便利なのだけれど、やはり、年の瀬近くについた餅 […] 2022.1.15