時代において行かれた、砂州上の民宿街、小天橋。 静かな、静かな山陰の町。 京都府と兵庫県の境、日本海側に久美浜町がある。小天橋砂州によって日本海と隔てられた久見浜湾があり、静かな、そして眺めの良い町だ。 小天橋というのは、久美浜町東隣の網野町浜詰から7キ […] 2024.5.7
都を見下ろし、何を思うか光悦寺。 洛西の山間に閑居あり。 京都はいつも、訪れる人で込んでいる。 そんな印象だ。 インバウンドが復活し始めて世界各国からたくさんの人がまた来るようになった。もちろん日本人観光客も多い。言わずもがな、郊外ではなく […] 2023.11.13
どこかのまちの、誰かの暮らしの音。 旅のアップデート。その時、旅人は? 少しずつ、旅が日常の一部に戻って来つつある。 コロナ禍に慄いた2年間は、旅どころか出かけることそのものが世界的に控えられていたが、その間、何かが動いていた。 オンラインツ […] 2022.8.1
一養軒のローストビーフ 洋食とウイスキー。どちらを主として店に入るか。 京都は古くから続く洋食店が知られている。オムライスだったりクリームコロッケだったり、名物もそれぞれ。 しかし、佇まいこそ名物、と言える店はここだけではないだろ […] 2021.11.18
生死の狭間、東山。<1> いちいち引っかかってばかり。前に進めぬ清水坂。 最初から回りくどいが、世界の東山へ行くときは、京阪清水五条駅を出て五条通から一度鴨川を越え、木屋町通りを通って松原橋を渡って東へ行く。 現在は松原通と呼ばれるこの道が好きだからだ。 2021.10.10
生死の狭間、東山。<2> 山ではない霊山へ。 東大路通を東に越えると、現在の東山の中心地域。猫も杓子も歩く東山。東大路通から一念坂、二年坂、産寧坂あたりを境界として、町がある。 松原通は清水寺方面、五条坂と交わるところまで続いているが、途中で産寧 […] 2021.10.14
力餅食堂 加藤商店の丼 おはぎにつられて、丼を頼む。 京都・東山の松原通を東へ歩き、やや上りとなった先、東大路通の手前右手に、力餅食堂がある。 兵庫県豊岡市の饅頭屋が京都寺町六角に移ったものの、鳴かず飛ばずだったために餅屋となった「名物力餅」が […] 2021.11.15