


江戸と明治をまたいだ、本州最南端のシンボル。潮岬灯台。
実は正式点灯の3年前に、一度輝いていた。 本州最南端の地として知られる、和歌山県串本町の潮岬。ここには、明治6年(1873)から正式点灯を開始した潮岬灯台がある。建設当初は木造八角形で、パンフレットによると […]
旅に出て、風呂に入って目的地を探すこともあったり。
洗うだけではない楽しみがある、銭湯だが。 日本は温泉大国であると同時に、公衆浴場が多い国でもある。 もともとは「湯屋」として仏教伝来のあと寺院に誕生し、布教やそれに近い目的で、蒸気風呂として提供されることか […]
山奥の天神社、人々が守り続ける神様と老婆の心。
みかんの里の山深く、さらさらと落ちる滝の袂に、小さな祠 みかんの産地で知られる和歌山県有田川町。町を東西に流れる有田川から北へ延びる県道159号線(海南吉備線)は、記紀に日本における柑橘の発祥の地と記される […]
寅さんの足跡に、ほっとする日本が、ある。美作滝尾駅
止まった時間は、いつのことか。 数年前のこと。JR因美線美作滝尾駅訪ねた。現在も昭和3年(1928)開業当時の木造駅舎が残り、線路脇から田んぼが広がっている風景に、時間が止まっているかのようだ、とも形容され […]
御蔵前の船着き場。忘れられそうな、港の物語。
石段組の船着き場跡へ。 川と鉄橋と夕日。その3セットを眺めたくてぶらぶらとする。ここは熊本県川尻町。熊本県と宮崎県の県境辺りにはじまり、熊本平野の南部を流れて有明海へと豊かな水を運ぶ緑川。この川を目指して、 […]
長く続くのは、海の中の道、だけではない。
小さな、小さなこのメディアがスタートし、一年が経過しました。 いつもご覧いただいているみなさん、本当にありがとうございます。 旅は日常の隣、そして人と土地、未来をつなぐものという思いで、これからも少しずつではありますが、 […]
地域活性より、祭。と思った北河内、だんじりの日。
五穀豊穣を願い、地車が曳かれる秋。 だんじり。おもしろいことに、文字入力で「だんじり」と入力すると「地車」と変換される。「じぐるま」ではない。 大阪では10月に、だんじりがまちへ出る。岸和田が代表的な大阪南 […]
どこかのまちの、誰かの暮らしの音。
旅のアップデート。その時、旅人は? 少しずつ、旅が日常の一部に戻って来つつある。 コロナ禍に慄いた2年間は、旅どころか出かけることそのものが世界的に控えられていたが、その間、何かが動いていた。 オンラインツ […]